- 2024.05.30
- 園長のつぶやき
「園長先生、パンジーのお花取ってもいい?」~自分たちで環境を作って~
園庭で色水遊びをしていた女の子が「園長先生、パンジーのお花取ってもいいですか?」と尋ねにきました。「何するのかな?」色水と分かっていながら苦しまぎれに聞くと色水遊びに使いたいということがわかりました。「ごめんね。パンジーのお花はまだ少ないから違うお花で作ろうね。」と言いながらも職員で色水遊びの用具を準備したものの色の出る草花をもっと考えていかなければと反省。
みんなで話し合って園庭の草花の環境が整うまで、先生たちでお家にある花を持ち寄ることにしました。
また、色水遊びに使えるように、4歳児の子ども達が『自分たちで朝顔を育てよう』という話になり、担任の先生のお家にあった種をさっそく植えることにしました。
今年の4歳児さんも色の出る花(=朝顔)を植えることをよく考えてくれていますね。5歳児は、チューリップの球根をとって来年の春に向けて冬に植えてもらうために球根を4歳児に引き継ぎました。
そして、遠足で行った水族館を行けなかった小さいお友達のために保育室に作ってくれて『らいおん組水族館』に招待してくれました。遠足前の事前指導としての魚作りもありましたが何といっても実際に遠足で体験してきた後の水族館作りは自分たちで見て体験したことがどんどん広がっていったようです。自分たちで作った水族館の環境が小さい子たちの笑顔に繋がり、そして何より5歳児自身も楽しんでいてキラキラと輝いてました。
雨上がりの5月の避難訓練が終わった後、それぞれの年齢・クラスでの様々な遊びが展開されていておもしろかったです。
4歳児は朝顔植えの後、5歳児が植えたひまわりや夏野菜が大きくなったのを見て、「元気になあれ!」「おおきくなあれ!」と声かけしていました。また、じゃが芋の紫色の花を見つけて「かわいい!」「むらさきのおはなだね。」と喜んでいました。
避難訓練は裸足で逃げたこともあって、雨で溜まった大きな水たまりで「ぴちゃぴちゃ」と水たまりの感触と音を先生も一緒に楽しんでいました。
0歳児と1歳児はお散歩に行って見つけてもらったびわの実やきんかんの実の匂いを嗅いで、フェンス越しにお兄ちゃんお姉ちゃんに見せていました。
遊戯室では2歳児がのびのびとミニトンネルや友達と車の押し合いしながら遊ぶ姿が見られました。
5歳児の保育室を覗くと、夏祭りの和太鼓のリズム打ちをとても意欲的に声を掛け合いながら楽しんでいました。