- 2023.07.21
- 園長のつぶやき
「どろんこみ~つけた!!」~1歳児の学び~
先日、年長さんが植えてお世話をしていたじゃが芋掘りをしました。収穫の喜びを園全体味わおうと2歳児から掘ってみました。1歳児は、畑の周りで見ていました。
後日、掘った後の畑の土で遊んでいるとすぐ隣に水たまりになっているどろんこを見つけた1歳児さん数名。目を輝かせて一目散に遊び出しました。
1歳児ながらもこの意欲的な行動に「み~つけた!」という言葉を乗せてみました。
自分たちで好きな土を見つけて遊ぶ姿にしっかり見て考えて動く姿に感心しました。(「だめ」というのでなく、たとえ1歳児であっても好奇心に寄り添い好きになることへの補償をして、後の始末を厭わずに見守ってくれることが素敵な援助ですね)
じゃが芋畑は9月からは砂場へと変わります。
来年のじゃが芋畑は今の土を違う場所に移動して、砂場の新しい砂が入ります。
1歳児の子ども達はどんな反応を見せてくれるかとても楽しみです。
いろいろな砂や土(砂・土・水)の感触を味わい、大きい子の真似をして小さな学びを繋げていってくれると願います。
5歳児が大切に育ててくれたじゃが芋は豊作とはいきませんでしたが、小さいお友達にも分けてあげようという優しい気持ちを給食の先生方が繋げてくれて薄く切ったポテトチップスにして、おやつにしました。5歳児は自分たちで育てている夏野菜と一緒にカレー作りをして食育に繋げます。
給食室が透明のガラスで見えるので自分たちが育てたじゃが芋でポテトチップスを作ってくれた給食の先生たちに感謝の笑顔を返しています。「きゅうしょくのせんせい!おいしかったよ、ありがとう💛」