- 2023.05.24
- 園長のつぶやき
ありの行列におおあわて🐜🐜🐜🐜🐜
朝いちばんに見つけたアリの行列🐜🐜🐜🐜🐜
さっそく子ども達に知らせたところ興味津々でアリの行列を見に来ました。5歳児のらいおん組さんと私も一緒に行列の出どころを見つけて「みーつけた!」「ここだよ!」などと感嘆の声。「どうしてここからでてくるの?」「なぜならんで歩くの?」次々と聞かれました。「そうだね。先生も知りたい。」「図鑑で調べたら?」「小さくてかわいいね。」「なが~いね。」「あんまりいそいでごっつんこ♫」などなど。たくさんの会話で盛り上がりながら「どこまでいくなかな?」とみんなで『アリの行列探検』をしました。
園舎を半周するくらいの距離をついていき「ここだ!」とみんなで見つけ、最後はつつじがある花壇の穴の中終わっていました。「アリさんここで何してるのかな?」「甘いつつじの蜜を吸ってるんじゃない?」「きっとアリさんのお家があるんだよ。」「踏まれないかな?」いろいろな考えを言葉にする子ども達。子ども達の言葉に仲間入りして、アリも集団で育っていることやみんなと共に生きている仲間だね。そしてアリさんは働き者だね。などと話しました。
アリさんを自分たちと同じような感覚で見ている子ども達の思いに寄り添うためにアリの行列をこのままにしておきたいと思い、サイエンス博士の平井先生に電話してアリは害にはならないので大丈夫だあることとアリの身になって考えてあげる思いやりの心をこの体験から育てていくことをお聞きし、そのままにしておくことにしました。5歳児さんが「アリさんをつぶさないで。」と書いた看板を作ってくれて玄関に貼りました。
この朝いちばんの発見で実際にアリの行列を見たことから、様々な学びに繋がっています。子ども達は自然に関する興味関心を持ち、よく見る目を育みます。「なぜ?」と聞いてくることを大事にして自分なりの知恵を振り絞ってそれに答えてあげたいと思います。科学的な目はそこから始まっているそうです。また何より生命の大切さや思いやりの気持ちも育まれることを願っています。
子ども達の優しい思いにお帰りの時間に「アリさん踏まないように。」と寄り添ってくれる素敵な保護者の方々に感謝しています。